2015年6月30日火曜日

未来を表す表現①

こんばんは。そしてご無沙汰しておりました。
やっと期末考査問題ができあがり、あとは試験を待つのみです。
さて、英語表現の試験範囲には「未来を表す表現」がありますね。
教科書では・・・

①be going to +動詞の原形
②現在進行形
③will

の3つが取り上げられていましたが、ここで再度復習をしておきましょう。

まず、① be going to と ②現在進行形 は、未来に起こることが、何らかの形で
現在の状況から見てわかる場合に用いられます。例えば、すでに立てた計画について
話すときです。
これに対して、③will は、単純に未来(そして話し手の意思)を表す場合
用いられます。

①の例…I'm going to stop drinking alcohol. (俺はアルコールを飲むのやめるよ)
②の例…I'm seeing YoYo tonight. (今夜ヨヨに会うんだ)
③の例…YoYo will be in the teacher's room till 7 pm.
 (ヨヨは夜7時まで職員室にいるでしょう)

より詳しい説明を加えると…

be going to は、大きく分けて2つの使い方があります。
未来に起こることが、何らかの形で現在の状況から見てわかる場合
 用いることができます = 未来の状況が今すでに始まっている、
 または明らかにその準備が進んでいる場合です。

 <例>Look! It's going to rain. (見て!雨が降りそう) 
 
意図、つまり何かをしようと決めたことを話す場合に用いられます。
 特に会話でよく用いられる表現です。

 <例>I'm going to study English today. (今日は英語の勉強をするつもり)


現在進行形の未来表現は、明らかに時間や場所が決まっている計画について話す場合
に用いられます。
 <例>I'm eating out tonight with YoYo. (今夜はヨヨと外食することになってるんだ)


そして will 。これも大きく分けて2つの使い方があります。
予測未来について思うこと、推量すること、知っていることについて述べたり、
    あるいは未来について尋ねたりする場合に用いられます。

 <例>I think it will rain tomorrow. (明日は雨が降ると思います)
    When will you know your exam results? (いつ試験結果がわかるの?)

意思決定、拒否、約束を表す何かすることを決心したり、同意したりする場合
 に用いられます。また拒否したり、約束したりする場合にも用いられます。

 <例>I really will stop smoking.  (本気でタバコはやめます)…決心(意思)
    I'll call you later. (後で電話するね)…約束
             My car won't start. (車が動きません) ※ものが拒否することもあります
         
と、こんな感じです。

最後に、この3つの使い分けを書いておきます。
①「予測」を表す場合
  be going to …未来に起こることが現在の状況からわかる
      will…未来のことについて、きっと起こると思ったり、確信している

   Watch out! The boxes are going to fall. (気をつけろ!箱がおちるぞ)
  →箱が落ちそうなのが目に見えてます。

     Don't give YoYo a watch.  He'll break it. (ヨヨに腕時計をあげないで。壊すから)
  →ヨヨのことをよく知っていて、壊すことがわかっている。

②「意思決定」を表す場合
  be going to…意思決定がすでになされているとき(〜するつもり)に用いられます。
      will…意思決定をしているとき(頭にスイッチがカチッと入って、「〜するよ」
      という感じ)
  
  "There's someone at the door. "  "I'll go."
   (ドアに誰かいるよ。わたしが出ましょう)

       I'm going to attend the party. (そのパーティーには参加するつもり)

③「計画」を表す場合
  be going to と 現在進行形 は、計画について話す場合によく用いられます。
  特に現在進行形は、時間や場所がはっきりと決まった計画を表します

  I'm going to see YoYo some time soon. (わたしはいつか近いうちにヨヨに会います)
  I'm starting university on September 16th. (9月16日から大学に通い始めます)

はい、それでは今日はここまで。
今日は元気がでる一曲!
Bob Marley 「Everything's gonna be alright
(すべてうまくいくさ=良い方向へ向かっているさ)」
※gonnaはgoing toの省略形です。

2015年6月24日水曜日

模試で得点をとるには

こんばんは。
今日はいや〜つかれ、、、ていないですよ。元気ですよ!
期末考査も近づくなかで、模試の結果が返ってきたと
職員室は盛り上がっておりました。で、問題は、英語なんです。
何がって? 点数がとれない。
しかし、心配しないでください。焦らないでください。

私も、ちらっと前回の模試を見て思いました。
1年生のこの時期で点数はとれないだろうな、と。

理由その①学校の定期考査以外の模試という試験、大学入試問題に慣れていない。
理由その②語彙力が定着していないプラス足りない。
理由その③まとまった文章(英語)を読んだことがない。
理由その④モチベーションがそもそも低い。

上記以外にもあると思いますが、どうでしょう。

今日、「どうやったら模試で点数がとれますか」と聞かれました。

1年生の現段階で言えるのは、

授業の予習・復習(特に復習)、小テストの勉強をしっかりする、授業集中。
そして、使用している単語帳をとにかく使い倒す。=語彙力の強化。
    ※YoYoの単語帳の使い方は、
     ①とにかく一通り終える(読み・書き)=達成感を得る。
     (覚えていなくても)
     ②最初からまた学習をはじめる。それの繰り返し。=定着。

     イメージしてください。
     電車に毎日乗っている人はこんな経験ありませんか。
     自分と同じ車両に毎日乗っている人の顔、姿を覚えてしまった。
     初日には全く他人としてしか見えていない人が、1週間、1ヶ月と
     同じ車両で朝の短時間でも会ううちに、かなり鮮明にその人のこと
     を頭の中でイメージできてしまう。

     単語も同じです。出会いの数を多くすればいいんですよ。

そして、模試形式の問題になれる。これは補習で補いたいと思います。

そして、まとまった文章に慣れる。
    授業の冒頭に行っている多読やインターネット等で英語の文章に慣れましょう。
    ※YoYoがおもしろいと思うサイトにhttp://www.wired.com/があります。
     ぜひ暇があったらチェックしてみてください。今日のトップページには
     「Emoji(絵文字)」についての記事がありました。
    
そして、モチベーション。これを高める一番の方法は、具体的な目標設定です。
    1年生の今であれば、英検などの試験は目標として良いのではないでしょうか。
    受かれば資格がもらえるという特典もついてくる。
    それ用の勉強をしていればおのずと語彙力もつく。

とまあ、こんな感じです。

最後に。みなさんはできます。ものすごい力を持っています。
落ち込んだり、焦ることはあります。でも自分を信じて努力をする。
そのサポートをしてゆきますから!

今日の一曲。
The Jackson Sisters「I believe in miracles」



2015年6月23日火曜日

a lot of と a large amount of の違い

こんばんは。
もう寝ましょう。
しかし今日も質問があったので、アップしておきます。
今日の質問は、「a lot of と a large amount ofの違いはなんですか」
ちょうど授業で出てきた、「a large amount of(大量の〜)」という表現
と「a lot of ~」の違いに疑問をもったわけです。
どちらも文章によっては「大量の〜」のように訳せてしまいます。
違いは…
a lot of の方がよりくだけた言い方。
対して a large amount of の方が堅いformalな感じの言い方。です。

以下も情報までに。

可算名詞(数が数えられる名詞)が後にくるもの: 
a lot of / a large number of / plenty of 

不可算名詞(数が数えられない名詞)が後にくるもの: 
a lot of / plenty of / a great deal of / a large amount of

ということで、例えば「たくさんの(大量の)」であれば、
「a lot of water」 もしくは 「a large amount of water」 となります。
「a large number of water」とは言いません。
理由は、もうわかりますよね?
水は不可算名詞だから。

これが「たくさんの 人」だったら
「a lot of people」「a large number of people」ということができます。
人は数えられるから。

上記のものに加え、「lots of」や「large amounts of」と言った言い方も
ありますが、それは別の機会に〜。

今日はこの曲で。
Cracker "Whole lotta trouble"   
※lotta→lot of のスラングというか発音をそのまま表記したもの。

それでは、Sweet dreams!

余談…この曲が使われた「empire records」という映画
はYoYoが高校生あたりにとっても好きだったB級、C級?映画です。
サントラがこれまた素敵。


2015年6月21日日曜日

should と ought to の使い分け

こんばんは。
そしてオンラインでの質問ありがとうございます!
should と ought toの使い分けをどうするかとの質問です。

さて、まずは、学校で使用している参考書を見てみましょう。
そこにはこう書かれています。

<should と同じ意味で使う ought to>
ought to をshouldと同じ意味で使うことができる。
should よりもought toのほうが強い意味になるので、shouldを使うことのほうが
多いアメリカ英語でought toを使うことはあまりない

つまり、「〜すべき(〜したほうがよい)」という意味で使いたいときは、
shouldを使うのが無難ということです。ought toも言えなくはないけどね、と。

次にネット上で「difference between should and ought to(shouldとought toの違い)」なんて検索してみるとたくさんヒットしますね。
そこで見えてくるのは、ネイティブの人たちでもはっきりと一致した答えが
出てこない、ただしshouldを使うことの方が多いということ。
また、ought toの否定形ought not toという形はかなりレアな使い方ともあります。
参考書には「ought toの否定形はought not to」との説明だけはありますが。

個人的にもought toを自ら使ったことは、実は?!ありません。

ただ懸念するのは、仮にshouldとought toの違いを問う問題が出てきたとき。
I think I (       ) to follow his advice. の(  )に入る言葉として、
選択肢にshould , ought があったとしたら、この答えはoughtとなります。
なぜならshould to という形にはならないから。

ちなみに最近お気に入りのThe Good Grammar Book(Oxford University Press)
という本(日本版)の助動詞の項目にもought toは出てきません。
いや、正確には「ought toはそれほど用いられないので、ここでは扱いません
とだけは書かれています。

そんな感じです。

Should I stay or Should I go?
をOught I to stay or ought I to go?なんて言っているのを
わたしは聞いたことないです。








2015年6月18日木曜日

thereの使い方(3)

こんばんは。しつこいのですが、thereの使い方(3)です。
理由は頭のなかに、この曲が流れているから!
The La'sというバンドの「There she goes」という名曲です。
さてさて、このthereは何でしょう。
「〜がいる/あるだったらthereの後ろにbe動詞がくるはずだよな」
だとすると「そこに、そこで、のthereかな」と考えるわけです。

このthereの答えは「ほら〜だよ」と相手の注意を引く使い方です。
よく倒置(主語と動詞の順序が逆になる)の形で使われます。
例えば、There goes the bus. (ほら、バスが行っちゃうよ)みたいにです。
the bus goes ではなくて goes the bus となっています。
  主語  動詞                     動詞    主語

ただし倒置ではなく、この曲のように There she goes.  
と、通常の主語、動詞の順番になる場合があります。
それは、主語となる主格の代名詞(he, she, they, it などなど)の場合。
主格代名詞の場合は倒置になりません
「There goes she.」とはならないということです。
There she goes. (ほら、彼女が行くところだぜ) 良い曲でしょう?

プラスして、同じ倒置の使い方でよく出てくる、「here」も確認!
例として、私の大好きな次の曲を参考に。
The Undertonesの「Here comes the summer」。
「Here the summer comes」じゃなくて、
「Here comes the summer」(ほら夏の季節だぜ)
the summer は代名詞ではないから倒置です。


★hereとthereの違いは、距離感の感覚
 「here(ここ)」よりも「there(そこ)」の方が遠い感じするでしょう?

ということで、明日は金曜日!
Here we go!

主格所有格目的格所有代名詞
〜は〜の〜を、に〜のもの
Imymemine
あなたyouyouryouyours
hehishimhis
彼女sheherherhers
それititsit-
私たちweourusours
あなたたちyouyouryouyours
彼ら
彼女ら
それら
theytheirthemtheirs


2015年6月16日火曜日

thereの使い方(2)

前回に引き続き「there」ネタです。
多くの人がまずイメージする「there」は、

①There is a textbook on YoYo's desk. (ヨヨの机の上には一冊の教科書がある)
②I have never been there. (そこには行ったことがない)

の「〜がある、いる」「そこ」という意味の「there」を思い浮かべると思います。
思い浮かべるからには、今までにそういった意味で授業で学んできたと言えるでしょう。
ただ、①の用法では注意が必要です。

例えば、「ヨヨは公園にいます」という文を英語でどう言えばいいでしょう。

there を使って There is YoYo in the park. でいいでしょうか?
ここでは、YoYo is in the park. でいいのです。

<ポイント>
there+be動詞、初めて話題にのぼることを言う場合に使われる
上記の文では、YoYoはもうすでに誰だかわかったことが前提となっています。
そうでなければ
There is a boy whose name is YoYo in the park. (公園にヨヨという名前の少年がいる)
のようにヨヨが誰なのか具体的な描写も交えて後ろから説明する必要があります。

一番わかりやすい例は、物語の冒頭の文です。
例えば、
Once upon a time, there was a boy. He lived in a city called Chichibu.
(昔々、ある男の子がいました。彼は秩父と呼ばれる街(市)に住んでいました)
のように、初めての話題なので、there+be動詞の文が使用されます。

とまあこんな感じです。

そして、またまたThe Beatlesの曲に「There's a place」という隠れた?名曲があります。この曲も「いい場所があるんだ、それはね…」みたいな感じで続きます。
初めて話題にのぼることに聞き手を引き込む。
そんなthereの文のイメージができましたか?








2015年6月15日月曜日

thereの使い方(1)

こんばんは。更新がなかなか毎日できずにすみません。
今日は、以前に平日の補習で質問があった「there」の使い方についてです。
平日の補習では、中学校の教科書を使って復習、定着を試みた(ている?)のですが、
現在それがうまく機能していないので、効果的な学習方法を模索中です。
それはさておき、「there」の使い方、訳し方がわからないという意見をもらいました。
今年の1年生が使っている参考書、いいずな書店の総合英語beも参考に確認をしていきましょう。

①「〜がある」という意味で使用するthere
    There is YoYo's house around the corner. (角を曲がったところにヨヨの家があります)
  ※何かがどこかにあるという存在を伝えるときに使用できる。
   There +be動詞+名詞となることが多い。

②「そこに(で、へ)」という意味で使用するthere
    I saw her standing there. (彼女がそこに立っているのを見たよ)

③動名詞の意味上の主語として入れるthere
    ①のように何かがどこかにあるという存在を伝えるときのthereの応用です。
  I think the chance of there being life on other planets is high.
   (私はほかの惑星に生命が存在する(いる)可能性は高いと思う)
  ※ここでは動名詞beingの意味上の主語となっている。

④動名詞を使う表現内でのthere
   There's no knowing whether it is true or not. (それが本当かどうかがわからない)
 ※There is no doingは「〜することができない」という意味。

 There's no use crying over spilt milk.  (こぼれた牛乳のことを泣いてもむだ
                                                                                                                       =覆水盆に返らず)
   ※There's no use doingは「〜してもむだだ」という意味。

⑤分詞を使う表現内でのthere
   ①の何かがどこかにあるという存在を伝えるパターンの応用編です。

 <there+be動詞+名詞+現在分詞(~ing)>
   There were two teachers sitting under the tent.
                         (テントの下で座っている2人の先生がいた)

 <there+be動詞+名詞+過去分詞>
 There's a book written in English.  (英語で書かれた1冊の本があった)

★ちなみに「分詞」には~ingの形の現在分詞過去分詞がある。

とまあ、長くなってしまいましたがこんなところでしょうか。

それではみなさんおやすみなさい。今日はThe Beatlesの
I saw her standing thereでお別れです!



2015年6月11日木曜日

人間の記憶について

こんばんは。今日から勤務校では三者面談が始まりました。
おそらく誰しもメインのお話は進路について、そして勉強について。
そして、よく保護者の方から英語教師である 私に聞かれる質問は、
「英語が(うちの子)苦手なんですけれど、どう勉強すればいいのでしょうか」
答えは無数にあると思います。
が、私の答えは、「まずはその日の授業の復習をしてください」です。
一つの理由に、「記憶」があります。
「エビングハウスの忘却曲線」というものを聞いたことがあるでしょうか。
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの人間の記憶に関する
実験結果を曲線に表したものです。

その結果は、人間の記憶の保持率は

20分後には58%(ということは20分後には42%は忘れる)
1時間後には44%(ということは1時間 後には56%は忘れる)
 1日後には26%(ということは1日後には73%は忘れる)
1週間後には23%(ということは1週間後には76%は忘れる)
1ヶ月後には21%(ということは1ヶ月後には79%は忘れる)

となります。一概にすべてがそのように当てはまるとは思いませんが、
参考にはなります。
なので、なるべく早めに復習をするに越したことはないでしょう。
テスト1週間前になってテスト範囲を総復習することは脳にとって非常に効率が悪い。
そういう訳で、英語に限りませんが「その日の授業の復習をその日のうちにする(しかも早めに)」ということは重要だと思います。
そして、家に帰ってから勉強ができないという人は、放課後に学校に残り、
短時間でもいいので復習をするだけで、違いが現れてくると思います。

朝の小テスト対策であれば、朝早めに起きて、自宅で単語なり漢字なりを
記憶してみる。そして早めに登校し、小テスト前に再度見直しをすれば
短時間で効果がでるかもしれませんよ!

そんな記憶ネタでの今日の一曲。
私の好きなアーティスト
Matthew Sweet の I almost forgot. (もう少しで忘れるところだった)

2015年6月10日水曜日

感嘆文

こんばんは、今日はなかなか疲れ、ていないのでご安心を。
でも、今日はなんて蒸し暑い日なんだろう。
なんて英語で言ってみたいではないですか。

What a hot and humid day!
こんな感じで言えますね。

このような、なんて〜なんだ!と嘆いたりする文を感嘆文といいます。
英語では、whatやhowを使って表現をしますが、
この使い方の違いに迷ってしまうこともあるでしょう。

でもこれはすごくシンプルに説明できます。

whatの後ろには名詞(名詞句)
howの後ろには形容詞または副詞。

<例>なんてこの花は美しいんだ!
   ①What a beautiful flower this is! (なんという美しい花なんだこれは!)
          ②How beautiful this flower is!   (なんて美しい、この花は!)

①はWhatの後ろの「a」に注目。「a」や「the」は冠詞と呼ばれて、名詞の前につくもの。冠詞「a」がついているぐらいなので「a beautiful flower」は名詞(句)です。
whatの後ろには名詞(句)、ですよね。 
※ここでは形容詞のbeautifulが入っていますが、
a beautiful flower=一輪の美しい花 という名詞です。

ちなみに、「句」とは、複数の語が集まって1つの品詞に相当する働きをするものです。

②はHowの後ろに「beautiful」(形容詞)がきています。

ね、わかってきたでしょう?

そして、私たちはすばらしい世界に住んでいるんです。
そうに感じることもたまにはありますよ。
そう、この曲のように
What a wonderful world!(なんという素晴らしい世界!)


2015年6月9日火曜日

前置詞ネタ

こんばんは。今日は湿気がすごかったですね〜。生徒の皆さんもぐったり。
わたしもぐったり。いやいや、ぐったりはしていません。元気100%です。

さて、先々週ぐらいに前置詞に関する質問がありました。
何かというと、
「前置詞の後ろに名詞がくるのであれば、to不定詞の名詞用法はくるのか?」
いい質問ですね。
授業では、前置詞の後ろには名詞(動名詞を含む)がくる。
といった説明をよくします。

そこでto不定詞の名詞用法ですが、
答えは、例外的に「〜する(目的)以外では」という意味でのbut , exceptであれば
使えます。

<例>Yoyo never calls me except to borrow money.
   (ヨヨは金を借りる目的以外ではわたしに電話の一本もよこさないわよ)

   Yoyo had no choice but to study English harder to pass the exam.
         (ヨヨが試験に受かるためには英語の勉強をもっとする以外に道はなかった)

英語が苦手な人、嫌いな人、そんな人大好きです。
得意になっちゃいましょうよ。
そして、どんな質問でもしてください。一緒にわかりやすい答えを見つけましょう。


2015年6月8日月曜日

manyとa lot of の違いは??

今日の質問。
すごくシンプルな質問です。
「manyとa lot ofの違いは何か」

答え   many は(数が)たくさんの、 ★数えられる名詞に対応
     a lot of は(数・量どちらにも使える)たくさんの
ついでに much は(量が)たくさんの。★数えられない名詞に対応

<例> ①I read many books. (わたしは本をたくさん読みます)
     I read a lot of books.
         ❌I read much books.

    ②I have much bread. (わたしはたくさんのパンを持っています)
     I have a lot of bread.    ※breadは数えられない名詞(不可 算名詞です)
         ❌I have many bread.

最後に、many / muchと a lot of の使い分けどうでしょう?
答え a lot of の方がくだけた言い方=会話で多用される便利な言い方です。
   逆を言えは、フォーマル(正式)な文章では、
   many/muchを使用するのが無難です。

※補足…muchは、疑問文や否定文で使われることが多い言葉です。
    肯定文では、a lot ofが使われることが多いです。