今日はテスト前とあってか、質問が多い1日でした。
その中でも、生徒のみなさんが難しく感じているのが「関係代名詞」です。
中学校の英語の授業で、「who」「which」そして「that」が関係代名詞として
出てきたので、そのイメージが強いと思います。
そこに今回は、「whose」、もう使われることが稀な「whom」、そして「what」
が新たに仲間入りしてきたわけです。
大丈夫です。わかるようになります!
一つずつ見ていきましょう。
と言ったものの、「who」、「whose」、「whom」は一緒に比較する方が
わかりやすいのでまとめて確認します。
まず、思い出してください。アイ、マイ、ミー、マイン♫なんて覚えませんでしたか?
ヒー、ヒズ、ヒム、ヒズ♫なんて覚えませんでしたか?
ここではわかりやすい、「he」「 his」「 him」を使ってみましょう。
「he」は…「彼は」 <例>He is my friend. (彼は僕の友達だ)
このheは主格と呼ばれ、その名の通り「主語の役割」をします。
「his」は…「彼の」 <例>This is his car. (これは彼の車だ)
このhisは所有格と呼ばれ、「〜の(もの)」という所有を示す使い方です。
「him」は…「彼を/彼に」<例>I love him. (わたしは彼を愛している)
このhimは目的格と呼ばれ、「〜の/〜に」という意味で動詞の目的語として
使われます。
さぁ、もうわかりましたね。関係代名詞「who」「whose」「whom」!
なんだかわからない?
では、例文を。
①I'll call YoYo who is my friend. (オレの友達のヨヨに電話するよ)
↑このwhoには主語であるYoYo=heが隠れてますよ。
②I'll call YoYo whom I met yesterday. (昨日会ったヨヨに電話するよ)
↑このwhomには会ったYoYo=himが隠れてますよ。
③I'll call YoYo whose brother works at the hospital. (その病院で働いている弟がいるヨヨに電話するよ)
↑このwhoseには「誰の」という意味でYoYo's=hisが隠れてますよ。
さらにわかりやすくするには、関係代名詞と呼ばれる語の前で一旦区切る。
①I'll call YoYo / who is my friend.
②I'll call YoYo / whom I met yesterday.
③I'll call YoYo / whose brother works at the hospital.
ほらなんか見えてきません。後ろから前のYoYoを説明している感じが!
ちなみに②ではwhomの代わりにwhoが使われることが現在では多いです。
②ではI met him のhimの部分が「I」の前に出てwhomとなっています。
③ではwhose自体はhisと同じ代物です。ポイントはhisやyourは必ず後ろに
「彼の車」や「あなたの愛」というように名詞と組み合わさります。
「his car(彼の車)」「your love(あなたの愛)」と名詞になってしまうのです。
whoseも後ろに名詞をくっつけて一緒に名詞になってしまいます。
名詞になったら、主語や目的語として使えます。ここ重要です。
例えば、I met a girl whose sister I used to love .
(俺(この前)女の子に会ったんだけど、俺その子の姉ちゃんを前に大好きだったんだ)
whoseがsisterと組み合わさって一つの名詞になります。
そしてloveの目的語となってます。I used to love her sister. って言えますよね。
さっきの③では、I'll call YoYo / whose brother works at the hospital.
His brother works at the hospital.と言えるので、主語となっていますね。
最後に
関係代名詞は文の中で際立った目印となって、後ろから前の語(先行詞)を
説明します。はっきり読み手にわからせているんです。これからその後を説明
しますよ〜って。
以上です。おやすみ!
といいつつ、今日の一曲。が、むむむ。
関係代名詞で何か好きな曲あるかな〜とおもって探しましたが無い。
妥協案でThe BeatlesのGirl。
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