2015年9月14日月曜日

toの使い方

こんばんは。
今日は、夏休み中に作っておいた英語の基礎テストをいくつかのクラスで実施してもらいました。結果は思っていた以上に。。。
でも、良かったんです。みんながどんなところにつまずくのか良くわかったから。
想定通りなところが多かったです。
とっても多かった間違いは、「to」の使い方。
特に、I'm looking forward to seeing you. (あなたに会えるのを楽しみにしているわ)
のような使い方でミスってしまう人が多い。

間違うパターンは、I'm looking forward to see you. 
不定詞(to+動詞の原形)にしてしまうんです。

ここでのtoは、I go to Kyoto. (私は京都へ行きます)のtoと同じです。
toの後ろには動詞はないですよね?
Kyotoという名詞です。名詞の前に置かれたtoは前置詞なんです。

I'm looking forward toの「to」もgo toの「to」と同じ前置詞です。
前置詞の後ろには名詞がきます。
なので、動詞は名詞化する必要が出てくるわけです。
従ってI'm looking forward to seeing you.
-ingを付けて動名詞にしちゃったんですね。

同じように、よくこのパターンで出てくるのが
I'm used to drinking coffee.(コーヒーを飲むのに慣れている)

こちらは、I used to drink coffee.(私は以前コーヒーをよく飲んだものだ)との
使い分けを理解していないといけません。

「〜に慣れている」という状態を表す表現は、I'm used to drinking coffee.
be used to +名詞です。toは前置詞だから。

対して、「以前はよく〜したものだ」という表現は、I used to drink coffee.
used +不定詞(to+動詞の原形)となります。

これは覚えてしまうのが早いです。

おまけにもう一つ。
I get used to drinking coffee. (もうコーヒーを飲むのには慣れてるよ)の
ように、get used to - ingの形(変化を表す場合…過去は違ったけれど今は〜だ、みたいな形)もよく使われるので覚えておいてください。

Golden Smog - Looking Forward To Seeing You.
どんぴしゃりな曲です。




2015年9月1日火曜日

おすすめの英語学習サイト

皆さんお元気ですか?
わたくしは元気です。
ブログ更新できずすみませんでした。
いろいろと言い訳はあるのですが、そんなこと言ったところで時間の無駄なので、
早速本題です。

夏休み中に某模試があり、YoYoも1年生用のものを解いてみました。

1 リスニング
2熟語
3文法
4並べ換え、英訳
5長文
6長文

といった構成です。

リスニングは聞いていないので感想は述べられませんが、
みんなが嫌うであろう長文は、解きやすいのでは?と感じました。
それよりも2、3、4で点数が取れていない可能性が非常に高いです。
熟語や文法に関しては知っているかどうかで決まります。
英語に多く触れましょう。

ということで、英語に多く触れるためのおすすめサイト。
まずは、
1. The Japan Times ST
英語学習者用に簡潔な英文記事がまとまっており、
全訳、さらには音声もついている!
そして、さらには学習者が難しいと感じそうな単語には
カーソルをその語のところに持っていくと意味が現れる!
これはすごくいいです。
学習方法としては、
1. 英語を読んで(できれば声に出して)内容を理解する
2. 全訳でそれを確認。
3. 音声だけを聞いてDictation(書き取り)。 ができるでしょうか。
1日1つの記事を上記の方法などで学習していったら力つきますよ!

2. TED
これはもう日本でも有名になりましたが、様々な分野で活躍する
方々が聴衆に向けてスピーチするものをまとめたサイトです。
上記のリンクは日本語ヴァージョンですが、Languageのところで
Englishを選択すれば、英語ヴァージョンもみられます。
これもリスニング+リーディングの練習に持ってこい!
スピーチなので時間的には長いものが多いですが、
講演者自身が英語のネイティブスピーカーではない場合も
多々あるので、わかりやすい英語(+独特のアクセント)
でのスピーチを聞くことができます。
すばらしいのが、scriptボタンで字幕を変えられる!
学習方法としては、
1. 自分が興味のある分野のスピーチをまずは英語字幕付きで聞いてみる。
2.   字幕を日本語に変えて聞いてみる。
3.   字幕なしで聞いてみる。
4.   Transcriptを見ながら聞いてみる(英語、日本語)

TEDは個人的に大好きです。

3. Lang - 8
登録が必要なサイトですが、アイディアがすばらしい。
言語学習者がお互いに助け合って、自分の、特に、ライティング能力
を向上できます。
内容はこうです。
自分が日記でもなんでも、学習したい言語で投稿する。
それをネイティブの人が添削してくれる。
無料です。
このサイトは、英語学習でも使えるし、将来
日本語教師を目指す人や、国語の力を鍛えたい人にも
うってつけだと思います。

以上。

こんなブログでもチェックしてくれている生徒の
みなさんがいるらしいので、期待に応えられるように
更新じゃんじゃんがんばります!

今日からSeptember。
この曲に勝るSeptemberソングはそうはないでしょう。
Earth, Wind & Fire / September





2015年7月29日水曜日

オーストラリアから②

こんばんは。
オーストラリアへ来て6日目。
今日はCurrumbin Wildlife Sanctuaryという動物園に生徒たちと
行ってきました。ここはYoYoが高校生のときに初めてオーストラリアに
来たときにも訪れた場所。
大蛇を触ったり、羊の毛刈りのショー、アボリジニのショーなどを見ました。
今日は印象に残った場面がありました。
それは、日本人の小学生と思われる子たちが、観光客に片っ端から英語で
インタビューをしていたことです。
わたしと一緒に引率してくれたオーストラリア人の先生にもインタビュー
に来たので、彼らが使っているwork bookを見せてもらいました。
中には、インタビューで聞く質問のリストや、日本の文化の紹介ページなどが
ありました。インタビューしながら日本をアピール。さらにはインタビューに
応じてくれた人たちに手作りの折り紙を渡していたのにはびっくり。
ここまでやれる彼らはすごい。
同じことを、ウチの生徒にさせてみても良いかも。

話は変わります。
今日は、自分へのメモを含めて、今回のオーストラリア研修で
持ってきたもの、持ってきてよかったものリストを書き留めます。
今後オーストラリアへ旅行をする人、オーストラリアへホームステイをする人の
参考になれば。

まず、今回のわたしのオーストラリア滞在の詳細は…
10泊11日、現地のアパート滞在(基本自炊)、季節は7月〜8月です。
それを念頭に、

<オーストラリアへ持ってきたものリスト> 
※順番は適当です。今、身の回りにあるものからどんどんリストアップします。

1.パスポート&お金(日本円&豪ドル)
2.電化製品(普段使っているスマホ、現地で使用するためのSIMフリーのスマホ、
 仕事用のノートパソコン、変圧器、コンセントプラグ、デジタルカメラ、ヘッドライト)
3.腕時計
4.サングラス
5.空気を入れて膨らますクッション(飛行機内などで使用)
6.はさみ、ナイフ、ボールペン
7.衣類(ジャケット1着、シャツ3着、パンツ2着、薄手のフリース1着、
 ロングTシャツ1着、靴下3足、下着…上下3セット、タイパンツ1着、ハンカチ、
 水着、ウィンドブレーカー、金具がないベルト)
8.ガイドブック(Lonely Planet)
9.歯ブラシ、歯磨き粉、フロス、髭剃り
10.ヘアワックス、クリーム
11.常備薬
12.ポケットティッシュ
13.ジップロック数枚
14.ワイヤーロック
15.機内に持ち込むバッグ

と、こんなものです。おみやげを大量に買うわけでもないので、
小さなスーツケースで十分。今回のメンバーの中では一番小さな
スーツケースだったのはわたしでした。

未だに現時点で使用していないのは、ワイヤーロック、常備薬、ヘッドライト。
これらは今までのわたしの経験上で必要となることがあったので、いつも海外に
行く時には持っていきます。

また、上記のポイントを述べます。
まず、ジャケット、シャツは必ずポケットがあるのが前提です。
ジャケットの内ポケットにはパスポートやお金を忍ばせることができます。
よく腰回りに付けたり、首からぶらさげるタイプのパスポートケースがありますが、
個人的には邪魔である場合が多いのと、肝心なときにすぐに
取り出せなかったり、そのケースから出すときにスリに狙われる可能性も
あるので使っていません。(ただし、これはあくまでも私の場合です。内ポケットに
パスポートを入れていてスラれたり、落としたりしても責任は負えないので悪しからず)

海外旅行ではパスポートが特に重要な訳ですが、YoYoはジップロックの袋に入れて、
ジャケットの内ポケットなどに入れます。ジップロックに入れるようになったのは、
汗や水でパスポートがヘナヘナになったことが過去にあったから。
あとは、どこへいくときにもフリースは持っていきます。たとえ暑い国でも。
理由は、室内やバス、電車内が異様に寒いことが多々あるから。
私は暑さには耐えられても、寒さには耐えられないタイプだから余計です。

金具がないタイプのベルトを使うようになったのは、金属探知機で絶対にひっかから
ないから。どうでもいいことではありますが、ベルトを外すことだけでも
面倒臭く感じることが過去にあったので。

おすすめは空気を入れて膨らますタイプのクッション。
猫背ということもあるかもしれませんが、長時間機内などで座っていると
かなり身体が痛くなります。そんなときに背中に少し膨らませて置くだけで
すごく楽になります。

はさみ、ナイフはあると便利なことが多いです。これは現地で安いものを
調達してもいいですね。

最後に、今回は初めてSIMフリーのスマホを持ってきました。
空港でSIMカードを購入してちょっとした設定をするだけで、
オーストラリアで電話もできれば、インターネットを使用することも
できます。そして、持参したノートパソコンをテザリングで
ネットに繋ぐことも可能です。これは非常に便利。
時間があったらこの設定についてもメモを残したいと思いますが、
今日はこの辺でおやすみなさい。

今日の一曲。
YoYoが16歳のときにオーストラリア研修に来たとき、
仲良くなったオーストラリア人に教えてもらったバンドの曲を
思い出したのでシェア。
Frenzal RhombのNever had so much funという曲。
ウチの生徒たちがNever had so much funってのちのち言えるような
経験を今していてくれれば嬉しいな。

2015年7月26日日曜日

オーストラリアから①

みなさん、こんばんは。
現在、オーストラリア研修引率中のYoYoです。
今日でこちらへ来てから3日目。
わたしはすっかり溶け込みました。
生徒の皆さんは、ちょっと疲れが見えるかな。
今日は、日曜日ということで、みんなでDream Worldという
テーマパークへ。
絶叫系ばかり。しかもあまり混んでいない。
随分と楽しんだ生徒もいるようです。
昨日は1日ホストファミリーと過ごしたので、
今日は1日ぶりに友達と日本語でコミュニケーションも。
言葉が通じるということの大切さがよくわかったのでは。

実は同じタイミングで、ヨーロッパや南米からも短期の留学生が
研修先の学校には来ています。
彼らと少し話しをしましたが、英語で普通にコミュニケーションが
できます。使っている文法は、もちろん中学校レベル。
日本語と英語の違い、さらには文化的な違いからか
日本人は英語が苦手な印象が強いです(そういった印象をおそらく
ほとんどのこちらのホストファミリーが持っています)が、
一番重要なことは積極性だと思います。
こちらから自分がしてみたいことを言ってみる、質問する。
ホスト役の方達がすべてを自分たちが望む形でオーガナイズしてくれる
ことはまずありません。
そこで、「英語が通じなくて無理」「特に何もしてくれない」と
嘆く気持ちもわかりますが、だったら自分からお願いしてみよう、
となればしめたものです。
これはとっても難しいことですけれど。

ということで、YoYoは現地の人、旅行客に話せるだけ話すようにしています。
初日の飛行機はとなりがオーストラリア人男性。
「日本旅してきたの?」と、そこから会話が始まり、
仕事の話、その人の彼女の話、そして人生の話などなど。
(狭い機内で隣の人とうまくコミュニケーションしておくだけで、ストレスが
減ることは多々あります)
昨日はSurfer's Paradiseでイラク出身の人とコミュニケーション。
政治の話から普段の生活の話など。
ホストファミリーの方々ともできる限り会話をするようにしています。
毎回よく話すホストの人が今日はわたしが泊まっているところまで
車で送ってくれました。
関わりができれば人は助けてあげたり、お互いに良い時間を過ごす
ように努めることが多いのです。

英語を学ぶ醍醐味がオーストラリアで生徒のみなさんが
実感できていればいいですね。

オーストラリアのミュージシャン
JebediahのHarpoon。素敵な曲です。


2015年7月14日火曜日

2学期以降の英語授業について

こんばんは!そしてお久しぶりです。
気持ちは完全に夏モード、blogのことは忘れ、ていないです。
先日某KJ高校で英語科の研修に参加してきました。
毎回非常に楽しみな研修なのですが、そこで少しだけ話題になったのが、
コミュニケーション英語Ⅰと英語表現で扱う文法事項を同じタイミングで
教えられないか。
つまり、
コミュニケーション英語Ⅰで今、現在完了形を学んでいます。
英語表現では今、to不定詞を学んでいます。
この状況を
コミュニケーション英語Ⅰで現在完了形を学んでいるのであれば、
ほぼ同時に英語表現でも現在完了形を扱おうと。

コミュニケーション英語Ⅰで扱う文法に合わせて、
英語表現の文法内容の順番を変えてみたらどうかと。

これは前々からYoYoが感じていたことでもあります。
2つの科目で同じ文法事項を別々のタイミングでやるのも
それはそれで、復習も兼ねていいのかもしれませんが、
どうせならほぼ同時期に最小のスパンで復習ができれば
定着率もいいのではないかと。

そこで、以下、2学期以降のコミュニケーション英語Ⅰ(以下、コミュ)と
英語表現(以下、英表)で扱う文法事項の出る順を比べてみます。

 まずは、コミュ             
 1.  Lesson 4 SVbe-動詞Cthat-
 2.   Lesson 4  SVO1O2that-節・疑問詞節
 3.  Lesson 4 過去完了形 
 4.  Lesson 4 助動詞をともなう受動態
 5.  Lesson 5 完了形(受動態) 
 6.  Lesson 5 It is+形容詞[名詞]+that SV … 
 7.  Lesson 5 SV(=知覚・使役動詞)+OC(=原形不定詞) 
 8.  Lesson 5 関係副詞
 9.  Lesson 6 SVOto-不定詞 
10. Lesson 6 分詞構文 
11. Lesson 6 関係詞の非制限用法
12.  Lesson 7 It is … for Aof A to  
13.  Lesson 7 SVitCto ~[that-節] 
14.  Lesson 7 仮定法過去
15.  Lesson 8 It seems that …(=seem to-不定詞) 
16.  Lesson 8 仮定法過去完了 
17.  Lesson 8 It is … that (強調構文)
18.  Lesson 9 SVC(=分詞) 
19.  Lesson 9 SV(=知覚動詞)+OC(=分詞) 
20.  Lesson 9 助動詞+have+過去分詞

そして、英表
1. Lesson 7 過去完了形
2. Lesson 8 受動態
3. Lesson 9 助動詞
4. Lesson 10 不定詞①・動名詞
5. Lesson 11 不定詞②
6. Lesson 12 不定詞③
7. Lesson 13 分詞
8. Lesson 14 名詞節
9. Lesson 15 副詞節
10. Lesson 16 関係詞①
11. Lesson 17 関係詞②
12. Lesson 18 仮定法
13. Lesson 19 前置詞
14. Lesson 20 形容詞・副詞
15. Lesson 21 比較表現
16. Lesson 22 強調表現
17. Lesson 23 否定表現
18. Lesson 24 名詞構文

となっています。
こうに見ると、コミュも英表も同一の教科書会社なので
出る順も近い場合があります。
が、1学期のそれぞれの進度を考えると、
一方では中間考査にでる文法が、もう一方では期末考査に
出る場合などがあるということです。

ぜひ、今後の予習・復習の参考までにしてください。
そして、英表で使っているワークブック、参考書の総合英語beでは
どういった出る順かも確認すると良いでしょう。
私もできる限り、2つの科目の文法事項をリンクさせたいと思います。

では、暑い日には熱いブラスバンドで!
Hot 8 Brass Band / Sexual Healing (マーヴィン・ゲイのカヴァーです)